2018年1月20日土曜日

草津湯(南千住)


都内銭湯368軒目




南千住の駅から歩いて3分くらいとかなり駅チカな銭湯。
入口が奥まっているため、通りに看板が出ている。
伝統的な立派な造りだが、かなり隣の家に視界を遮られている。
もとはこの銭湯の土地だったのを売っちゃったのかも。
下駄箱の多さも歴史を感じる。
飲み物を入れる冷蔵庫の古いのが常連さんの洗面器おきになっている。
こういう使い方もあるのかと感心した。洗面器はギッシリ。
湯舟は2つだが、普通の銭湯よりかなり広くゆったりしている。
ジェットはボタンを押すと出てくる仕組みで、これは節電になっていいと思う。
1回で30秒出るようだ。
驚いたのはその強さで、何気なくスイッチを入れたら吹っ飛ばされそうになった。
手すりにつかまってないと留まっていられないほど。
それだけに効き目はバッチリ。
 
 

2018年1月13日土曜日

鴻の湯(南千住)


都内銭湯367軒目



今日はもう1軒行った。
大勝湯からは歩いて5分くらい。こちらは住宅地の中にある。
脱衣所からは坪庭が見える。池に水は入っていないが、立派なモミジの木がある。
紅葉の季節には見事なのではないだろうか。
浴室はごく普通だが、浴槽のハイパワージェットが強烈。
1基は水面ギリギリにあるため、当てる角度を間違えると、
跳ね返ったジェット水流が真上に上がって頭上に滝のように降り注ぐことになる。
周りに人がいたら大迷惑。
脱衣所の有料のマッサージ機を使っている人がいた。
この手の機械は時々見るが、使っている人を見たのは実はこれが初めて。
 
 

大勝湯(三ノ輪)


都内銭湯366軒目



都電の終点の三ノ輪橋からは、アーケードつきの活気ある商店街が延びている。
そのど真ん中に銭湯がある。珍しいのは営業時間で、午前10時半からやっている。
朝の早い商店街で働く人が入りに来るのだろうか。
奥に長い浴室で、左側に3つに分かれた岩風呂の装飾のついた浴槽があり、
右の細長い浴槽は水風呂。
入ってみようとしたら、普通の浴槽の裏側にまた浴槽があるのに気づいた。
ここは浴室の入口からは影になっていて見えない。
奥の2つの浴槽は和倉温泉と草津温泉のお湯と書いてあるが、
温泉から持って来ているのではなく再現らしい。
草津温泉の方は白濁していて、かすかに硫黄の臭いもする。
和倉温泉の方は食塩泉とのこと。
東京で2つの温泉(のような湯)に入れるのはとても贅沢で、長く楽しめる。
 
 

2018年1月8日月曜日

梅の湯(尾久)


都内銭湯365軒目



住所は西尾久だが、どの最寄駅からも歩くと10分以上かかりそうな、ちょっと不便な場所にある。
田端から歩いたが、途中に数年前に閉店した仙石湯があった。
現在はデイケア施設になっているようだが、外観は銭湯のころと変わっていない。
梅の湯は一昨年にリニューアルしたそうで、近代的なきれいな建物になっている。
前に自転車が10台以上も停めてあり、下駄箱の大半が使用中なのを見ると、
人気銭湯なのが一目瞭然。
フロントから脱衣所、浴室は全て2階にある。
一番の特徴は、高濃度水素風呂という大きな浴槽。
これは初めて見た。
炭酸風呂ほどではないが、かなり気泡があって白濁している。
7分以上入ると効果ありと書かれているが、ぬる目なので長風呂も十分可能。
露天風呂は天井の一部が開いているものだが、浴槽は2つもありかなり広い。
外気は十分入って来て気持ちがいい。
サウナが無料なのもビックリ。
そのためか大人気で、常に満員状態。誰かが出たときにすかさず入らないとチャンスすらない。
シャンプーやボディーソープは備え付け、カランはホテルにあるような温度調節ができるもの
と至れりつくせりで、大人気なのがよくわかる。
お客さんはほとんど地元の人のようだが、こんな銭湯が近くにある人はうらやましい限り。
 

1階の半分は居酒屋になっているが、銭湯と経営者は同じだそうだ。
銭湯帰りにここで一杯やる人は多そう。