2018年11月17日土曜日

岩の湯(赤羽岩淵)


都内銭湯381軒目



 
赤羽岩淵からは2〜3分だが、赤羽からでも10分くらいで着く。
岩淵は今は普通の住宅地だが、以前は日光街道の最初の宿場町だったそうだ。
昔ながらのレトロな銭湯だが、脱衣所の床はきれいに磨きこまれている。
ロッカーの上にはガラスケースがあり、多数のぬいぐるみが置いてある。
お湯はかなり熱め。籠に入った炭が沈めてある。
お湯は外壁側から滝のように流れてくるのだが、
出口になぜか2リットルのペットボトルが4本横置きされている。
どんな意味があるのだろうか。
男女に仕切りがタイル絵になっており、かなり見事。
男湯は浦島太郎の話になっている。女湯側は桃太郎だとか。
 
 

2018年10月13日土曜日

光徳湯(東武練馬)


都内銭湯380軒目





東武練馬駅から西へ歩いて5〜6分。
徳丸という地名は、しばらく前に行った黄金湯で始めて知ったが、
北野湯やここも同じ徳丸で、かなり広い地名らしい。
大きな看板が出ているので、遠くからでもすぐにわかる。5階建くらいのマンションの1階。
奥に広い浴室で、一番奥が10人以上入れるかなり大きなサウナ。
温度はかなり高い。
テレビがあるが、温度がかなり高めで、長時間はちょっとつらい。
浴槽は女湯との壁側。細かく分かれていて、炭酸風呂や電気風呂、水風呂もある。
ジェットバスはボタンを押すと出てくる仕組みだが
かなり強烈で、油断していると吹っ飛ばされる。
一通り何でもある銭湯で、近所にあると一番うれしいタイプかも。
混んでいるのもよくわかる。
 
 

2018年9月22日土曜日

玉の湯(大塚)


都内銭湯379軒目


 
大塚の南口から歩いて5分くらい。
街中ということで小さなものを予想していたら、かなり大きい。
カランは40以上ある。ただしシャワー付きは壁際のみ。
浴槽は2つで、とりたてて変わった設備はないが、奥のタイル絵が立派。
男湯は海辺の風景だが、大きくて迫力満点。これだけでも来る価値がありそう。
脱衣所のロッカーも90以上ある。
昔喫茶店によくあった、テレビゲームのテーブルが置いてあったが、
電源がはいっておらず、まだ使えるのかは不明。
風呂上がりにノンビリ遊んでみたい。
 
 
 2階は、サウナ玉泉という看板が出ているが、営業は土日のみとのこと。
こちらもそのうち行ってみたい。


 

2018年9月16日日曜日

大塚湯(祐天寺)


都内銭湯378軒目





土曜休業なので、行くのが難しかった銭湯。目黒からバスで10分くらい。
歩いて行くのはちょっときつい。油面という変わった地名が目印。
浴室は白が基調の清潔なイメージで、曲線が多い独特なデザイン。
浴槽は1つだけで、浴室の壁に沿った空豆のような変わった形。
湯はかなり熱い。ジェットがあるが、お湯が熱いのであたるのは厳しい。
サウナもあるのだがやっていなかった。
番台のおかみさんの話では、何度か救急車を呼ぶ騒ぎがあり、
おっかないのでやめてしまったとか。
小さめの銭湯で貴重なスペースだと思うので、何か別の使い方ができればいいのだが。


油面の油麺


 

2018年7月21日土曜日

銀泉湯(巣鴨新田)


都内銭湯377軒目




都電の巣鴨新田からは2〜3分くらい。高い煙突が駅からも見える
浴室は割と広いが、天井はあまり高くない。
驚いたのはお湯の熱さで、44℃くらいあるのではないか。
たまたまこの日は熱かったのかと思ったら、
他の人のブログを見たらやたら熱かったと書いてあり、いつもこんな温度のようだ。
気のせいか、通常の浴槽につかっている人は少ない。
強いバブルや電気風呂があるが、熱さを増幅しそうで近寄れない。
で、大部分(と言っても5〜6人だが)のお客さんが入っているのが薬湯。
温度計は50℃を指しているが、みんなゆっくり入っているので大丈夫だろうと思ったら、
案の定普通の温度。温度計は壊れているようだ。


7月29日で閉店とのこと。
設備もかなり老朽化しているようだが、お客さんは入っていただけに残念。

 
 
 

2018年7月18日水曜日

十條湯(十条)


都内銭湯376軒目


 
十条の西口から延びるアーケードの商店街を3分くらい歩いて、左に少し入ったところ。
やや分かりにくい場所にある。
脱衣場も天井が高く、一部は2階になっていて、サウナ客専用の休憩スペースがある。
と言っても誰でも行けるのだけど。
テレビが2台あり、1台は普通に高校野球を流していたが、
もう1台はビデオのようなのが流れていた。
浴室からもテレビは見えるので、浴槽に入りながら野球を見ている人が結構いる。
ぬるい方なら長湯できるし。
壁はペンキ絵ではなく、太陽に向かう鶴の立派なタイル絵だった。
サウナは借りたタオルを敷いて入る。かなり熱めだが快適。

 
 風呂上がりは生ビールが飲める。

 

2018年6月16日土曜日

新月湯(北池袋)


都内銭湯375軒目



住所は北池袋だが、JRでは板橋から歩くと7〜8分くらい。
かなり立派なレトロ銭湯で、
番台から美輪明宏が人生について語る「三輪乃湯」のロケで使われたそうだ。
薪を燃やす香りが漂ってくる。
湯舟は2つで、深い方はかなり熱め。
浅い方はややぬるかったが、
前に入っていたおじさんが盛大に水でうめていたので、そのためかも。
奥の壁に絵がなく、青一色に塗られたままなのは珍しい。
下1/4くらいは鯉のタイル絵になっており、あまり寂しさは感じない。
シャンプーなどは備え付けがありますと書いてあったが、洗い場には見つからない。
脱衣場に置いてあるのを後で発見。
 
 

2018年6月2日土曜日

松の湯(不動前)


都内銭湯374軒目




不動前駅から坂を登って行く。
住宅地で道が入り組んでいて、たどり着くのがちょっと難しく、距離の割に時間がかかった。
着いてみると、いかにも東京の伝統的な立派な屋根の銭湯。
脱衣所の天井は高く、床はピカピカに磨かれている。
最近は庭を潰してしまったり、物置になっているところも多いが、
ここは池にもちゃんと水が張ってあり、金魚が泳いでいる。
風呂桶が木製なのには驚いた。
タイルや浴槽は新しく改装しているが、ドアや壁に木を残してあり、昔の雰囲気を残している。
浴槽は3つで構造はごく普通だが、お湯はちょっと熱め。
全体に、東京の古きよき銭湯をそのまま残している感じ。
 

2018年5月4日金曜日

藤の湯(東十条)


都内銭湯373軒目

 
東十条から歩いて10分くらい。
王子神谷や志茂からも歩くと同じくらいかかりそう。
上がマンションのビル銭湯だが、天井はかなり高い。
お客さんもたくさん入っているが、この辺りはまだ銭湯が7軒くらいある意外な激戦区。
どこも繁盛しているのはすごいと思う。
ここの名物は、第二日曜のバラ風呂だそうで、本物のバラの花が使われているらしい。
今日は残念ながら薬湯は炭だった。
 
 

2018年4月29日日曜日

第二富士見湯(大山)


都内銭湯372軒目

 
東武東上線の大山からの方が近いようだが、副都心線の千川から歩いた。
1軒屋の多い整然とした住宅地の中を15分くらい歩く。
マップには第二と書いてあるが、書いてある名前は富士見湯のみ。
モダンで明るい内装だが、イタリアンスタイルというのはどういう意味なのか?
特にテルマエロマエのような感じはなかった。
浴室の天井は低いが、換気がいいようで湯気はこもっていない。
サウナは5〜6人くらいで一杯の小さめで、貸してくれたバスタオルを敷いて座るタイプ。
有名どころの演歌がエンドレスでかかっている。
水風呂が1人しか入れない小ささなので、
他のお客さんがいないタイミングをはかるのがちょっと難しい。
 
 

2018年3月10日土曜日

北野湯(東武練馬)


都内銭湯371軒目



東武練馬(板橋区)という駅名表示が面白い。
駅からはすぐの場所なのだが、このあたりは起伏が激しく道が複雑。
急な坂を下った谷の下にある。
非常にレトロな銭湯で、外壁はモルタル。
廃材が山のように積んであるのでわかるように、薪で沸かしているのが売り。
中はかなり広く、カランは数えたら28もあった。
かつてはこれが全て埋まるようなこともあったのだろうか。
湯舟は2つで、かなり深さが違う。
壁の絵はかなり古く、下の方が歪んでもり上がっている。
最初は立体的に作ったのかと感心していたが、どうも老朽化のためらしい。
こんな状態は初めて見た。
 

 
老朽化のため、今月で閉店。この状態では仕方ないかも。

2018年2月17日土曜日

山の湯(要町)

 
都内銭湯370軒目
 

 
 
看板は写真の通り山の湯だが、地図や銭湯スタンプは山の湯温泉となっている。
最近温泉をつけたのだろうか。掘ったわけではなさそう。
そういう気分でゆっくりしてほしいという意味かも。
狭く入り組んだ路地の奥にあり、入口もわかりにくいが、
脱衣所からは灯籠と池もある立派な庭が見える。
残念ながら水はないが、歴史を感じる。
洗面器がたくさん置かれており、常連客は多そう。
浴槽は、東京には珍しく中央に円形の配置で、カランは壁際にある。
浴槽は2つに分かれていて、一方はかなり強烈なジャグジー。
こちらの方はかなりぬるく、長風呂できる。
マップには書いていないが無料のスチームサウナがあり、かなりの人気。
 
 

2018年2月10日土曜日

えびす湯(駒込)


都内銭湯369軒目


 
巣鴨から歩いた方が分かりやすいが、歩いて10分くらいかかる。
途中に東京染井温泉SAKURAという立派なスーパー銭湯があり、かなり人が入って行く。
こんな施設がそばにある銭湯は大丈夫なのかとちょっと心配になった。
行ってみると結構お客さんは多い。
普段使いの銭湯とスーパー銭湯は住み分けできているようだ。
浴室は広めで、浴槽は奥に広いのがあるだけだけでなく、
窓側まで広がっており、かなりゆったりしている。
窓側は薬湯と水風呂。
今日は生姜湯と書いてあるが、香りはよくある宝寿湯。
さらに生姜を追加してあるのかも。
印象的なのは天草五橋のタイル絵。非常に見事で見ていて飽きない。
経営者の出身地なのだろうか。
 

2018年1月20日土曜日

草津湯(南千住)


都内銭湯368軒目




南千住の駅から歩いて3分くらいとかなり駅チカな銭湯。
入口が奥まっているため、通りに看板が出ている。
伝統的な立派な造りだが、かなり隣の家に視界を遮られている。
もとはこの銭湯の土地だったのを売っちゃったのかも。
下駄箱の多さも歴史を感じる。
飲み物を入れる冷蔵庫の古いのが常連さんの洗面器おきになっている。
こういう使い方もあるのかと感心した。洗面器はギッシリ。
湯舟は2つだが、普通の銭湯よりかなり広くゆったりしている。
ジェットはボタンを押すと出てくる仕組みで、これは節電になっていいと思う。
1回で30秒出るようだ。
驚いたのはその強さで、何気なくスイッチを入れたら吹っ飛ばされそうになった。
手すりにつかまってないと留まっていられないほど。
それだけに効き目はバッチリ。
 
 

2018年1月13日土曜日

鴻の湯(南千住)


都内銭湯367軒目



今日はもう1軒行った。
大勝湯からは歩いて5分くらい。こちらは住宅地の中にある。
脱衣所からは坪庭が見える。池に水は入っていないが、立派なモミジの木がある。
紅葉の季節には見事なのではないだろうか。
浴室はごく普通だが、浴槽のハイパワージェットが強烈。
1基は水面ギリギリにあるため、当てる角度を間違えると、
跳ね返ったジェット水流が真上に上がって頭上に滝のように降り注ぐことになる。
周りに人がいたら大迷惑。
脱衣所の有料のマッサージ機を使っている人がいた。
この手の機械は時々見るが、使っている人を見たのは実はこれが初めて。
 
 

大勝湯(三ノ輪)


都内銭湯366軒目



都電の終点の三ノ輪橋からは、アーケードつきの活気ある商店街が延びている。
そのど真ん中に銭湯がある。珍しいのは営業時間で、午前10時半からやっている。
朝の早い商店街で働く人が入りに来るのだろうか。
奥に長い浴室で、左側に3つに分かれた岩風呂の装飾のついた浴槽があり、
右の細長い浴槽は水風呂。
入ってみようとしたら、普通の浴槽の裏側にまた浴槽があるのに気づいた。
ここは浴室の入口からは影になっていて見えない。
奥の2つの浴槽は和倉温泉と草津温泉のお湯と書いてあるが、
温泉から持って来ているのではなく再現らしい。
草津温泉の方は白濁していて、かすかに硫黄の臭いもする。
和倉温泉の方は食塩泉とのこと。
東京で2つの温泉(のような湯)に入れるのはとても贅沢で、長く楽しめる。
 
 

2018年1月8日月曜日

梅の湯(尾久)


都内銭湯365軒目



住所は西尾久だが、どの最寄駅からも歩くと10分以上かかりそうな、ちょっと不便な場所にある。
田端から歩いたが、途中に数年前に閉店した仙石湯があった。
現在はデイケア施設になっているようだが、外観は銭湯のころと変わっていない。
梅の湯は一昨年にリニューアルしたそうで、近代的なきれいな建物になっている。
前に自転車が10台以上も停めてあり、下駄箱の大半が使用中なのを見ると、
人気銭湯なのが一目瞭然。
フロントから脱衣所、浴室は全て2階にある。
一番の特徴は、高濃度水素風呂という大きな浴槽。
これは初めて見た。
炭酸風呂ほどではないが、かなり気泡があって白濁している。
7分以上入ると効果ありと書かれているが、ぬる目なので長風呂も十分可能。
露天風呂は天井の一部が開いているものだが、浴槽は2つもありかなり広い。
外気は十分入って来て気持ちがいい。
サウナが無料なのもビックリ。
そのためか大人気で、常に満員状態。誰かが出たときにすかさず入らないとチャンスすらない。
シャンプーやボディーソープは備え付け、カランはホテルにあるような温度調節ができるもの
と至れりつくせりで、大人気なのがよくわかる。
お客さんはほとんど地元の人のようだが、こんな銭湯が近くにある人はうらやましい限り。
 

1階の半分は居酒屋になっているが、銭湯と経営者は同じだそうだ。
銭湯帰りにここで一杯やる人は多そう。